カロリーゼロ食品に潜む危険性
こんにちはくろねこです。
今回の記事ではカロリーゼロ食品に潜む危険性について書いていきたいと思います。
0カロリーゼリー、0カロリー清涼飲料水(炭酸)など、スーパーや自販機などで、よく販売されています。
0カロリーでもちゃんと美味しいですよね~(コカ・コーラなど)
多くの方は、カロリーゼロ食品に危険性なんてあるの?と思われる方が多いと思います。
私は以前まで、カロリーゼロ食品は体に危険性がないと思っていましたが、その考え方がそもそも間違っていました。
皆さんは、多くの方がゼロカロリー食品によってさまざまな病気になってしまった人がいることを皆さんご存じでしょうか?
そもそもカロリーゼロなのに甘いってどういうこと?
甘い→糖質がある。糖質がある→カロリーがある。
しかし甘いのにカロリーゼロ…(不思議ですよねー。)
気になったので少しだけ調べてみました✋
調べた結果、大きく分け2つの理由が存在しました。
・人工甘味料を使っている。
・カロリーゼロは0kcalではない
まず1つ目の理由として、人口甘味料の使用というのが主な理由です。
私たちが普段から口にしてる甘いのはショ糖というもので、ショ糖は砂糖の主成分であります。
しかし、ショ糖にはカロリーがあるのでカロリーゼロ食品には、他の甘いものを使用しています。
それは皆さんがよくご存じの人工甘味料と言うものです。
人工甘味料にはショ糖の数百倍もの甘さを持っているそうです。
カロリーゼロは0kcalではない。
ショ糖の数百倍甘い人工甘味料だが、カロリーゼロではなく少しは入ってしまうのではないか?と疑問を持つ方もいるかと思いますが、
その通りで、100ml中5Kcal未満の場合「カロリーゼロ」表示が許可される。という法律があります。
これらの上記で話した、「人工甘味料を使っている。カロリーゼロは0kcalではない」といったことが、カロリーゼロなのに甘い主な理由になります。
さて、カロリーゼロなのに甘い理由を知ったので本題のカロリーゼロ食品の危険性について見ていきましょう。
カロリーゼロ食品に潜む危険性
カロリーゼロ食品の危険性というのは、先ほど記載した人工甘味料のことです。
この人工甘味料が、私たちの身体を危険にさらす原因であります。
人工甘味料の与える健康への悪影響は昔から懸念されており、人工甘味料に関する大半の論文でその作用について書かれていると言われています。
例えば、カロリーゼロならダイエットに役にたちそうと思いがちですが、体重が増える・糖尿病になる可能性がある、など予想に反する研究結果が報告されています。
人工甘味料とショ糖を食べた時の血糖値やインスリン感受性を調べたところ、人工甘味料を食べた時の方がショ糖を食べた時よりインスリンの感受性が23%減り、血糖値のピークが高くなってしまったという報告があります。
これは、糖分の取りすぎによる血糖値の異常ではなく、人工甘味料が糖代謝に何らかの悪影響を及ぼすものと考えられています。
それだけでなく、人工甘味料の強い甘みの刺激の慣れから、その甘さがない・物足りないと感じるようになります。
これは化学調味料などの味に慣れてしまうと薄味が物足りない事に似ていて、味覚というのはすぐに脳が慣れるように出来ていて、何度も人工甘味料の甘みを味わうと脳はその甘さが当たり前のように認識するようになります。
また、人工甘味料は依存性の高さが指摘されており、脳には快楽中枢と呼ばれる神経系があります。
美味しいと認識するとそこからドーパミンなどが出てきて満足感を得ることができる。
いわゆる美味しい=幸せ=という状態になります。
結果的に甘いもの、美味しいもの、への欲求が高くなりすぎて人工甘味料中毒となってしまう。
また、うつ病になるとも言われています。
この精神病系の原因のメカニズムはハッキリまだ分かっていないそうですが、アメリカ国立衛生研究所が約26万4000人の中高年者の疫学調査での統計的には人工甘味料によってうつ病発症率が格段に上がるデータが出ています。
さらにハーバード大学の調査によると3,000人の女性の11年間の追跡調査でカロリーオフのソーダなどを1日2缶以上飲んでいた人は、飲まない人に比べて腎機能が30%低下する事がわかっているそうです。
この腎機能が低下するとだるさや貧血など腎不全を起こす可能性と、さらにうつ症状を悪化させる原因にもなるそうです。
カロリーゼロ食品に潜む危険性について分かっていただけただろうか。
人工甘味料はダイエットにいいどころか体重を増やすこともありますし、その他様々な健康への悪影響があることを頭の片隅においておきましょう。
人工甘味料のいい面・悪い面を理解し、「カロリーゼロ」に頼るのもほどほどに、自己管理の意識をあげましょう。