くろねこブログ

【くろねこブログ】にアクセス頂きありがとうございます! ゲームや音楽など様々な記事を公開してます。 参考にして頂けたら嬉しいです!

fortnightとAppleについて 現状起きていることとは?

今回は現状起きているフォートナイトとアップルの対立ついてまとめていきたいと思います

題目ごとにまとめてあるので気になった場所を拝見してみてください。
さっそくまとめていきたいと思います。

f:id:kuronekotaku:20200829134729p:plain



対決のきっかけ
対決のきっかけは、エピックがスマホ向けの課金システム「Epicディレクトペイメント」の運用を始めたことです。

スマホアプリの削除理由
北米時間の2020年8月13日バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」の販売・配信元であるEpicGamesが独自の課金システ「Epic ディレクトペイメント」を開始しました。これを見たAppleは、iOSバイスのアプリストア「App Store」とGoogleAndroidバイスのアプリストア「Google Play」から「フォートナイト」を削除しました。
アプリの販売に関するAppleガイドラインでは,30%の販売手数料をAppleに支払うことが義務づけられており,その規約に違反したというのが削除の理由だと言われています。

Epicディレクトペイメントについて
EpicGamesはiOSAndroidでの新しい支払い方法、Epic ディレクトペイメントを発表しました。
Epic ディレクトペイメントの使用を選択すると、Epicが支払い処理の値下げ分をお客様に還元するため、最大20%の割引という仕組みになっています。
現在AppleGoogleの支払いオプションを使用すると、AppleGoogleは30%の手数料を徴収するので、最大20%のプライスダウンは適用されません。AppleまたはGoogleが将来支払いにかかる手数料を引き下げた場合、Epicはその引き下げ分をお客様に還元します。
EpicGamesの姿勢
Epic GamesAppleおよびGoogleが独占的地位を濫用しているとの訴えをカリフォルニア州の地方連邦裁判所に起こし、法的手続きを開始すると同時に,1984年にAppleが公開したテレビコマーシャル「1984」のビッグブラザーAppleに置き換えたパロディ映像「Nineteen Eighty-Fortnite」を公開しました。さらに,「#FreeFortnite」のハッシュタグを公開し反Appleのキャンペーンを開始するといった対決姿勢を見せている。
EpicGamesの不満
エピックの不満は、アップルのプラットフォームでゲームを展開するときの売り上げ(ゲーム内課金)の30%が手数料になるには高すぎるというものです。

Appleの姿勢
Appleは,8月28日までに違反行為を止めなければ,Epic Gamesの開発者アカウントを停止するとEpic Gamesに警告し,こちらも対決姿勢を鮮明にしている。
開発者アカウントの停止は,数多くのゲームに使用されているEpic GamesゲームエンジンUnreal Engine」が,iOS向けアプリの開発用ツールとして認定されなくなることを意味し,すでに発売中のアプリは問題ないものの,現在開発中のタイトルではアップデートの際などにトラブルが起きる可能性がある。


Epic Gamesはこの事態を想定していた?

こうした最近の出来事と,削除処分を受けたあと即座に法的措置をとり,パロディ映像を公開し,反Appleキャンペーンを開始するという手際の良さから,Epic Gamesはあらかじめこの事態を想定し、動いていたと考えるアナリストは多いといわれています。

Epic Gamesはなぜここまで強気でいられるのか?
Epic Gamesがこの姿勢を維持できる背景には,基本プレイ料金無料の「フォートナイト」が2019年には18億ドルの収益を記録するほどの大ヒット作に成長したことや大手から個人まで,多くのゲームデベロッパに使用される開発ツール「Unreal Engine」の提供元であることが大きいと考えられる。
これについては,「3億5000万人のフォートナイトプレイヤーを盾にしている」という批判も一部にあるが,北米メディアの多くはAppleに批判的だ。

 

手数料30%について 
普通のビジネスで言えば、「売り上げ30%の手数料」というのは、なかなかキツイところではあります。しかし、Appleスマートフォンという、世界的なインフラになったプラットフォームを、安全に運営していくためには、アプリの審査をはじめ、多額のコストがかかります。ただし手数料を30%にした根拠は判然としません。


エッピクの作戦が功を奏している?

主張が受け入れられないと考えたエピックが、フォートナイトを使って実力行使に出るのは、理由があるわけです。エピックからすれば、手数料が数パーセント落ちるだけで、莫大なカネが転がり込んでくるわけです
 ただエピックがアップルより弱い立場であるのは確かですが、エピックは世界的なゲーム会社であり、ソニーから約270億円の出資を受けるほど評価されています。だからこそアップルに対して、このような大胆な手で異議を申し立てられたとも言えます。普通の会社ではできませんし、意地悪く言えば「金持ち同士のケンカ」と言えなくもありません。

作戦勝ち
対決ですが、現段階では事前に策を練っていたエピックの「作戦勝ち」と言えるでしょう。フォートナイトが削除されると、待ち受けたかのように訴訟をし、アップルを批判する動画を即公開しています。またフォートナイトはマルチ対応なので、Nintendo Switchニンテンドースイッチ)やPS4、PCからの新規ユーザーは獲得できますし、既に登録プレーヤー数「3億5000万」という強みもあります。また一般メディアも総じて、アップルに批判的な論調です。
 
いずれにしても今後も目の離せない状態と言えるでしょう。


参考記事
https://www.4gamer.net/games/036/G003691/20200821128/#:~:text=%E3%80%80Epic%20Games%E3%81%8C%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%20%E3%80%8C%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%20%E3%80%8D%E3%81%8C%EF%BC%8C%20App,Store%E3%81%A8Google%20Play%E3%81%8B%E3%82%89%E5%89%8A%E9%99%A4%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%20%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%87%BA%E6%9D%A5%E4%BA%8B%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%80%82%20%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%AF%EF%BC%8C2020%E5%B9%B48%E6%9C%8813%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%9FEpic%20Games%E7%8B%AC%E8%87%AA%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%90%91%E3%81%91%E6%B1%BA%E6%B8%88%E6%89%8B%E6%AE%B5%E3%80%8CEpic%20%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82